マンネンロウ蜂蜜 持続的な花の風味があります
ラテン語で「海の露」と呼ばれるマンネンロウは、17世紀に「ハンガリー女王の水」という美容水の主成分として使われていきました。古い伝説によると、ハンガリー女王イザベラを訪れた天使がマンネンロウで作った万能薬のレシピを教えたそうです。しばらくすると同女王は、既に60歳を超えたにもかかわらず上記霊薬のおかげで健康を回復しただけではなく、元々の美しさも取り戻したと言われています。伝説はさておき、関連史料では現代の香水の先駆者たるローズマリー水をフランス革命まで使用されヨーロッパで初めて発明されたアルコール香水として紹介しています。
濃厚なフローラル系の風味とともに最初の軽い甘さに最終の果実味が加わる白くて透明なマンネンロウ蜂蜜をひとさじ味わうと、そこに地中海のそよ風と泡立つ波の音楽を感じます。